世の中には様々な商品があふれています。しかし、その中にあって継続して消費者へ受け容れられていく商品はほんの一握りしかありません。発売当初は話題を呼んだ商品も、季節が変わるとほとんどが姿を消してしまいます。すぐに市場から消えてしまったのでは、とても"成功"とは呼べないのではないでしょうか。
成功率は発売商品の総数に対する、成功に結びついた商品の割合で求められます(下記、公式参照)。ただ単に、ヒット商品を出したいのであれば、「数打ちゃ当たる」とばかりに、やみくもに商品開発すれば、100に1つもヒット商品が出せるかもしれません。しかし、そのヒット商品はそこに至るまでに要した人材や資源、コスト、時間などに、果たして見合うだけの成果なのでしょうか。仮に成功率が1/100ではなく1/10であったならばどうでしょう。ましてや長寿命のベストセラー商品になったのならば、費用対効果に大きなメリットが生じ、経営の高利益体質の獲得にも繋がります。
世の中にマーケティング理論は様々ありますが、「成功率」への着眼は例を見ないものでした。私たちは膨大な数の事象を解析し、確かな理論と実践手法の確立に努めてきました。その結果、商品の長寿(ロングセラー)の秘訣は新商品開発のプロセスそのものに隠されていることや、後発商品の開発ではなく、あくまで新市場を創造する先発商品を創り出すことこそ、競争優位の絶対原則になるという論証に行き着いたのです。それは、言い換えれば「成功率は必ず高められる」という確信でした。
長期にわたって市場シェアナンバーワンであり続ける商品を、私たちは「MIP:新市場創造型商品(Market Intiating Product)」と呼んでいます。MIPは、後発の商品に較べて圧倒的に商品の寿命が長いことが実証されています。MCHの「成功商品支援&コンサルティング」はMIPを創り出すエキスパート集団として、皆様の商品開発のお役に立ってまいります。